万年筆使いアキラ

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注目!万年筆で書きやすいノート(ツバメノート編)

こんにちは。読んでいただいてありがとうございます。

僕は万年筆が大好きです。「ボールペンの如くに多くの人が万年筆を普段使いしている魅力的な世界の実現」という偉大なる野望のもとに日々密かなる活動を行っています。(笑・大げさですみません。)

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さて、万年筆の楽しみかたとして、たくさん所有して毎日眺めるというのもありですが、やはり万年筆で文字を書いて素晴らしい書き味を実感することのほうがより楽しいものです。

実は万年筆の書き味は書く際の紙質に大きく左右されるのです。ある意味、どんなにすばらしいペン先(ニブ)の万年筆を購入しても、書く紙の品質が悪ければそれほどいい書き味を実感できないでしょう。

万年筆で書く方にとってどのノートの紙質が書きやすいかは重大なテーマの一つです。書きやすいノートはないかなぁとお探しの人も多いのではないでしょうか?

そこで、今回は僕が今まで使用したノートのなかで、万年筆で書きやすい紙質のノートの一つとしてツバメノートをご紹介します。

ツバメノートの外見

外見はスタンダードないわゆる「大学ノート」のイメージそのものの武骨なデザインです。無意識にどこかで見かけている人も多いはず。

1947年から変更が無い表紙のデザインはシンプルで目立たないことが逆にメリットとしてどんな場面でも利用できます。

なんとも言えないレトロ感があることもあって、今使うなら、かえってお洒落感が出ていてとても素敵です。

ノートの紙質

ノートの紙には「ツバメ中性紙フールス」が使用されています。「書きやすく、にじまず、ツルツルしすぎず、ざらざらしていない」という特徴を持っています。

この素晴らしい紙質を170円~で購入できること自体がメリットともいえます。もちろん、made in Japanの高い品質管理がされており品質には安定感があります。

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実際の書き味

ラミー・サファリの場合

インクフロー(筆記の際にペン先からのインクの出る量)が少なめなラミー・サファリにとってはこのツバメノートは素晴らしいパートナーです。

若干、ペン先のひっかかりを感じるときがありますが、他の100円~200円程度のノートと比べると、ツバメノートでの書き味のさらさら感がやみつきになります。

おしゃれな外見のラミー・サファリを購入したものの「書き味が悪いので使うのを止めました」という感想を聞くことがあります。そんな人はぜひツバメノートでもう一度、書き試してみてください。ラミーサファリへの評価がきっと変わりますよ。

セーラー万年筆プロフェッショナルギア細字の場合

僕の個人的な使用感で言うとツバメノートとセーラー万年筆プロフェッショナルギアとの相性は抜群です。まるで運命の二人のよう。

プロフェッショナルギアのインクフローの少なめな特徴を中性紙フールスがしっかり受け止めて万年筆独特のさらさらの書き味を実現しています。何時間でも書いていたくなる素晴らしい書き味です。

一緒に使っていると、まるでタイムスリップして昭和の大学生になったような気分にさせてくれるレトロ感のある懐かしい組み合わせでもあります。

パイロット社カスタム74中細字の場合

インクフローが多めのカスタム74を使用しても、ツバメノートでは文字がにじんだりすることはほぼありません。筆圧を軽くカスタム74を使いこなしている人ならとても書きやすいはずです。

カスタム74を「書きやすい国産万年筆の代表」として購入したり、プレゼントされたけど、インクフローが良いというその特徴がかえって災いして、どうもインクがにじんでしまって使いにくいと思っている人はツバメノートをぜひ試してもらいたいです。

きっとカスタム74の真の実力を体感できて、その素晴らしい書き味に惚れなおしてしまうに違いありません。

最後に

万年筆の書き味は万年筆で書く際の紙にどうしても左右されます。いまひとつ万年筆の書き味の良さがわからないと思う人にこそ、ツバメ中性紙フールスを使ってもらいたいです。きっと万年筆自体を見直すはずです。

いかがでしたか?ぜひ万年筆で書きやすいノート選びのご参考にしていだだければ幸いです。最後まで読んでいただいてありがとうございました。

以上、「注目!万年筆で書きやすいノート(ツバメノート編)」でした。

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