こんにちは。読んでもらってありがとうございます。
先日、海外から手書きの葉書が届きました。2月になって手元に届いた季節外れの年賀状(エアーメールって時間がかかるんですね)でしたが、気持ちのこもった手書きの葉書を貰ったことにとても感動しました。
手書きの手紙や葉書には本当に魅力があります。特に電子メールやLINEが主流になってからは特にそう思います。そこで今回は手書きの手紙や葉書について書いてみます。
なぜ手書きの手紙や葉書をもらうと嬉しいのか?
最近は印刷された手紙や葉書が多いです。
印刷された手紙や葉書は綺麗だし、それはそれで貰えば嬉しいのですが、なんとなく少し味気なく感じることもあります。(僕だけでしょうか?)
メールやLINEが主流の今だから思うことですが、自分がメールでお礼文を送ったのに相手から手書きの手紙や葉書で返事が返ってきたりすると「嬉しい!!ありがとう!」と素直に感動してしまいます。(単純?笑)
でも、なぜそう思ってしまうことがあるのでしょうか?
印刷でもメールでも手書きでも内容自体は変わらないのに人間の感じ方って不思議ですよね。
多分、それは多くの人が「手書きで手紙や葉書を出すとき」と「印刷した手紙や葉書を出すとき」や「メールで送信するとき」に同じ内容を書いていても「気持ち」のこもり方が違うということを心のどこかでわかっているからではないでしょうか。
だから手書きの手紙や葉書を貰うと「相手が気持ちを込めてくれたんだ」と嬉しくなってしまうのです。
僕自身も文章で「ありがとう」と伝えるとしたら、メールで打つよりも手書きしたほうが10倍以上は気持ちがこもってしまいます。(笑)
メールやLINEよりもちょっと手間がかかるけれど、たまには親しい人やお世話になった人に手書きで手紙や葉書を書いてみるのもいいかもしれません。
あなたの「気持ち」がより伝わるのでは?
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手書きの手紙や葉書の心得として
でも、字が汚いし、メールでこと足りてるから手紙や葉書を書くタイミングがない・・・という方へ
手書きの手紙や葉書を書くときの心得として参考になるものをひとつご紹介します。
それは「寅さんの手紙」です。言わずと知れた映画「男はつらいよ」の主人公・寅次郎の手紙ですが、これは48作ある映画のなかに何回も出てきますのでご存知の方も多いでしょう。
「寅さんの手紙」はとても下手くそな字で書いてあります。そして前ぶれなく突然、旅先から送られます。
ですが手紙を貰った妹のさくらやマドンナはそれを喜んで読んでいます。
書く側は下手な字で手紙を書くことに戸惑いもあるかと思いますが、貰った人は下手な字でも丁寧に気持ちを込めて書かれてあれば、書いた人の気持ちがわかってとても嬉しいものなのです。しかも「手書き」の手紙自体が少なくなった今ならなおさらです。
「寅さんの手紙」の内容はまず自分のいたらなさの反省が書かれています。有名で何度も繰り返し書かれている反省文が「思い起こせば恥ずかしきことの数々、今はただ後悔と反省の日々を過ごしております」というものです。
この有名な文句の後に恋していたマドンナの幸せを祈る気持ちを書いた下手ながら丁寧な文字が続きます。
失恋した相手に自分のいたらなさの反省と相手の幸せを祈る手紙を書く優しさが寅さんの男気の真骨頂ですが、「寅さんの手紙」の文章は独特なものでなかなか真似のできるものではありません。
ですが「丁寧に気持ちを込めて書く」ことは簡単に真似ができるはずです。
そういう意味では手紙や葉書に書く内容は定型文的なものでも十分です。「気持ち」を込めて丁寧に書くこと自体が「寅さんの手紙」のように手紙を貰った人を喜ばせることなのですから・・・
最後に、どんな理由やタイミングなら突然でも手紙や葉書を書きやすいのかというと、残念ながら、それには答えはありません。
でもあえて言うと、お世話になった出来事があったときに感謝を込めて書くのも大変良いことですし、出会ったばかりのときに出会えたことへの感謝を込めて書くのもとても素敵です。
もちろん、万年筆使いのワタクシめとしては、せっかく手書きで手紙を書かれるならば、万年筆でお書きになることを強くおすすめいたします。(笑)
いかがでしたか?ぜひご参考になさってください。最後まで読んでいただいてありがとうございます。
以上、「手書きの手紙や葉書にはとても魅力があります!」の記事でした。
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