こんにちは。読んでもらってありがとうございます。
僕は万年筆が大好きです。「ボールペンのように多くの人が万年筆を普段使いする素敵な世界の実現」という大いなる野望のもと日々密かなる活動をしております。(大げさですみません。)
カスタム742FAフォルカンのペン先、眺めるだけでうっとりします。僕はまたフォルカンの見た目にぽーっとしています。もうこれは恋ですね。(笑)
それはさておき、ネット上のFAフォルカンの評価について
カスタム742FAフォルカンは「良い」「良くない」の評価が分かれる万年筆です。
ネット上の「良くない」という評価のなかで一番多いことをまとめると、「ペン先(ニブ)へのインク送りが円滑でないので、文字の書き出しの際にインクが出ない。書いている途中で文字がかすれる」になります。
これは僕がファルカン使用の初日に把握した「筆圧を強くしてしまってニブの先が割れるとインクが出なくなる」「万年筆を持つ角度が45度くらいだとインクがかすれやすい」とも合致します。
逆にいうと、この点をきちんとクリアにすることができれば、不満点なく「良い」という評価(書き味が素晴らしい!書くのが楽しい!!面白い!)どおりにカスタム742FAフォルカンを使っていけるはずです。
そこで、今回も『フォルカンマスター』の自称を目指す僕として、「書き出し時にインクが出ない・書いている途中でかすれる」ことが無いように練習してみました。奮闘をご覧あれ!
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フォルカンマスターへの道・第2日目開始!
まず、いろいろと思考錯誤の結果、カスタム742FAフォルカンの胴体のキャップのねじ込み部分のところに人差指と親指を添えて持つことにしました。
僕の場合、こう持つと筆記角度が約60度になるからです。(人によってベストな持ち方があるかと思いますが、ご参考に。)
そして「筆圧を弱く」を心がけながら、まずは「あいうえお」などの筆記を何度も練習をしてみました。結構、何度も繰り返したのですが、5回目までは、ときどき「文字の書き出し時にインクがペン先から出ない現象」が起こりました。
そうなる度に「筆圧が強い!!」と意識しなおして練習を続けると6回目からは全く「文字の書き出し時にインクがペン先から出ない現象」が起こらなくなりました。
そうなるともう嬉しくなって「フォルカンで書くのが本当に楽しい!!」と気分上々で舞い上がってしまいました!!気分よく練習した最後の一枚がこれです。
下手くそな字ですみません。(土下座)この練習時には、カスタム742FAフォルカンの弱点とされる「書いている途中に文字がかすれる」ことはありませんでした。
この上機嫌のままに僕の愛読書である「森見登美彦著・恋文の技術」の冒頭の書き写しに挑みました。(もう楽しくてカスタム742FAフォルカンで書きたくて書きたくて)
ほんとに下手くそですみません。(重ね重ね土下座)でも、楽しかった!!
フォルカンマスターへの道2日目を終えて
2日目の練習を終えて、僕的にはカスタム742FAフォルカンの使い方に少し自信が出ました。持ち方の角度と筆圧を注意すれば「書き出しにインクが出ない現象」は起こらなくなります。
パイロット・カスタム742FAフォルカンは、少し練習してでも「こんなに楽しい万年筆はかつて無かった」という楽しさを感じたい方には絶対におすすめの万年筆です。
ただ、フォルカンを巧く使うための筆圧と角度は、ボールペン等とは全く違うので、どちらの筆圧が自分にとって自然なのかが問題です。僕としてはフォルカンを自然に不満なく使うために今後も練習をしていこうと思っています。
まぁ練習でカスタム742FAフォルカンを使うことが自体が楽しいのですけれども(笑)
いかがでしたか?ご参考にしていただければ幸いです。最後まで読んでいただいてありがとうございました。
以上、「万年筆パイロット・カスタム742FAフォルカン『マスターへの道』その2」の記事でした。
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