こんにちは。読んでもらってありがとうございます。
最初に
「今どき万年筆を持つ意味ってありますか?」という『万年筆使い』のワタクシめにとって衝撃的な発言を先日ある若い男性の方から言われてしまいました。(ガーン!涙)
そこで、今回はデジタル時代にわざわざ万年筆を持つ意味を見出せない若い男子諸君に万年筆を持つことの良さをお伝えするべくワタクシめの持論を展開させてくださいませ。
持論1 万年筆には仕事道具として手間をかける喜びがある!
優れた大工は道具の手入れを怠りません。最高のプロ野球選手もバットやミットの手入れを念入りにするといいます。これらの人たちはとてもカッコいい!
でも、なぜそんなことするのでしょう?それは次の仕事を抜かりなく行うためでもあり、自分のしていることに対する誇りの表れでもあるのではないでしょうか。
現代のビジネスマンにとって、スマホやコンピューターがあるとはいえ、まだまた筆記具こそが大工さんの道具であり、プロ野球選手のバットやミットなのです。
万年筆は軸を磨かないと指紋が残ります。インクの残量もチェックしないといけません。一定の頻度でペン先を洗浄しないとなりません。たしかに手間がかかります。
だからこそ、ビジネスマン男子には万年筆を使ってほしいのです。仕事で普段使う筆記具にボールペンではなく、万年筆をあえて選び、明日の仕事を万全にするために心を込めて手間をかける。とてもカッコいいです!
「いーや、そんなことはない!!」というあなたへ。それでは次をお読みあれ!
持論2 万年筆は手の動きで魅了できる貴重なツールである!
「仕事道具に手間をかける喜び?何をオヤジがわけのわからない持論を言ってんの?」と思ったあなたへ。
それでは全く違う視点から万年筆を持つことの良さをお伝えしましょう。学生時代、バンドを組んでいる男子がモテてませんでしたか?特別カッコよくないギター担当が。また、寿司職人さんがモテモテなのを知っているでしょうか?
モテる要素として、イケメン、年収が高い、背が高い、面白い、誠実などなどありますが、意外や意外、女子は男子の手の動きに魅了されることがあるのです!
ご不審の方は女子が好きな男子の体のパーツを検索あれ!上位に手もしくは指があがっていることがおわかりになるはずです。
万年筆は書く前に手でキャップを外さなくてはなりません。ボールペンなどより、あなたの仕事中の手の動きを多く見せれます。また、文字を書く手が装飾された輝くペン先のおかげで注目されやすいです。つまり、女子を魅了できるチャンスが多いのです!
気になるあの子の前で使ってみたくなってきませんか?
「いーや、そんなことはない!!」というあなたへ。それでは次をお読みあれ!
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持論3 デジタル時代だからこそ、あえて使ってみてほしい!
「手を使っているところを女子に見せるのになぜ万年筆なの?だいたいそんなことでモテるわけない!」って思ったあなたへ。
残念ながら万年筆を使っているだけではモテません。かく言うワタクシめがその証拠です。(すみません。)
では、今のこのデジタル時代に果たして万年筆が不要かというとそうでもありません。百貨店の文具コーナーの売上の20%程度は万年筆が占めるとも言われています。
時計や鞄と同じように、ビジネスマン男子が自分の個性を出せる数少ないツールとして不動の人気があるのです。
また、一度、万年筆を使って書くと、その書き心地の良さにほれ込んでしまう人も多いのです。
たしかに、ボールペン等で「書く」という行為自体には十分ですし、メールが主流で手紙を書くことも少なくなってきています。
でも、万年筆のさらさらと紙の上をすべるような書き心地は筆記していて疲れません。万年筆で書いた独特の味のある文字には『気持ち』を込めることができます。いろいろな色のインクを使って素敵な表現もできます。
手書きをする機会が少なくなってきている今だからこそ、万年筆をぜひ選んでみてはいかがでしょうか。
「よし!わかった!」と思っていただいた奇特なあなたへ。それでは、最後にワタクシめのおススメの万年筆をご紹介させてくださいませ。
デジタル世代の男子におススメのはじめての万年筆
はじめて万年筆を購入する人は、やはりボールペンなどに慣れているせいか、筆圧が強い人が多いです。
筆圧の強い人でも快適に万年筆の書き味の良さを味合うには日本製の万年筆がおススメです。理由は日本語をより良く書けるようにペン先が開発されているからです。
その国産万年筆のなかで3本をおススメとしてご紹介します。
1・パイロット・カスタム74
筆圧強めの現代人向けに設計されています。定番中の定番ですが、コストパフォーマンスの高い万年筆です。
2・セーラー・プロフェッショナルギア
国産で唯一21金のペン先が使用されている書き心地抜群の万年筆です。見た目もビジネス使用に最適のデザインです。
3・パイロット・キャップレス
キャップを外す手間のない画期的な万年筆です。ノック式ボールペンのようにすばやく仕事のメモなどを書くことができる優れものです。
最後に
万年筆を好きになると書くことがどんどん楽しくなります。いろんな趣味をお持ちのビジネスマン男子も多いと思いますが、万年筆自体を趣味にすると、仕事を趣味化できるとも言えます。かくいうワタクシめもその部類です。(笑)
今回は万年筆を愛するオヤジの妄言として笑ってお済ませくださいませ。最後まで読んでいただいてありがとうございました。
以上、「迷えるデジタル男子に捧ぐ!あえて万年筆を勧める理由」の記事でした。
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