こんにちは。読んでもらってありがとうございます。
万年筆を使い出してしばらくすると、いろいろなインクを使ってみたくなるものです。
特にブルーブラックは使用頻度の高い色なので、どのメーカーのインクがいいのか迷う人も多いのではないでしょうか?
そこで、今回はセーラー万年筆のジェントルインクのブルーブラックについて書いていきます。ぜひご参考になさってみてください。
長いつきあいができる色
もうジェントルインクのブルーブラックとは10年近いつきあいになりますが、飽きのこないとても渋い色です。
黒に近い青なので「ブルーブラック」という言葉どおりの印象で購入される場合はご注意くださいね。
どちらかというと「ブラックブルー」が一番近い色を表す表現です。黒がメインのビジネス用でも十分に使える落ち着いた色です。
他社との比較でいうと、パイロットのブルーブラックとは全く違う色で、モンブランのミッドナイトブルーに一番近い色目です。
面白味がないくらいの色なのですが、慣れているとそれがまたいい。目も疲れません。(僕だけでしょうね。笑)
筆記時のにじみや裏写りも少なく、手帳などにも最適です。
また、書いているとほのかに独特のインクの香りがします。ふとした瞬間に、その香りが過ぎ去ってしまった場面を思い起こさせてくれることもあります。
長く使えば使うほど好きになるそんなインクです。インクフローも大変良いので、万年筆を選びません。当然ですが、セーラー万年筆で使うとより良いです。
渋めのインクフローの万年筆でお悩みの人にもおススメです。僕の経験上でいうと、ラミーサファリに入れるとインクの乾きなどの問題が解消しました。
ちょっと詩的ですが、浮気者が数々のインクに恋をしてきたけれど、最後にたどりつくのは、やっぱりジェントルインク・ブルーブラックっていう感じの定番感があります。
僕も他のインクを万年筆に入れていることも多いのですが、何回めかの入れ替え毎に、また入れたくなります。
ブルーブラックで迷っている人にはぜひ一度試してもらいたいインクのひとつです。
性能面などについて
染料系の優しいインクなので、どんな万年筆に入れても特に問題ないです。国産メーカーや外国製の万年筆に入れて使っても問題があったことはありません。
僕の個人的見解ながら、ボトル瓶は全くお洒落ではありません。(笑)
もう少しカッコよくてもよいかなぁと思いますが、逆に様々な場所に置いておける気軽さがあります。
また、リザーバー付なので、インクの残量が少なくなってきても万年筆への吸引がしやすいです。
※各万年筆メーカー毎の保証は自社インクを使っていないとダメな場合が多いですので、セーラー万年筆以外での使用は自己責任でお願いしますね。
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あえてあげるデメリット
非常の良いインクなので、デメリットと言えるかどうかなのですが、あえてあげると、耐水性が弱い点があります。
梅雨時期などに宛名書きなどには使わないほうが無難です。
また、インクフローが良すぎるので、速乾性はありません。気をつけないと手が汚れてしまう場合があります。
これは僕の住んでいる地域だけかもしれませんが、店頭に置いていない文具屋もあります。(泣)
その他ジェントルインクについて
今回ご紹介したブルーブラック以外にブラックとブルーも販売されています。ブラックはふつうの黒ですが、ブルーはどちらかというとパイロットのブルーブラックに近い色です。
これ以外に、全16色のジェントルインク四季彩も販売されています。日本の四季をイメージした美しい色が揃っています。 絵心のある人にもぴったりです。
製品情報
メーカー:セーラー万年筆
インク:水性染料
ボトルインク50mlの価格:定価1,080円(税込)
最後に
ジェントルインクのブルーブラック はとてもファンの多いロングセラーです。このインクをきっかけにメーカーのセーラー万年筆のファンになる人もたくさんおられます。
全国各地のご当地インクもこのジェントルインクをベースにしている場合が多いのも、インクの良質さの証明とも言えます。
いかがでしたか?
万年筆の楽しみのひとつであるインク選びのご参考にしていただければ幸いです。
最後まで読んでいただいてありがとうございました。以上、「長くつきあえる!セーラージェントルインク・ブルーブラック」の記事でした。
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