どんなに好きだった物でも、いずれ慣れ親しみ過ぎて、飽きてしまうってことはないでしょうか?
僕の場合だったら、まさに愛車として大切にしていた自動車・シトロエンや未来を感じて毎日いじっていたiphone3GS・・・・などなど。たくさんあり過ぎます。
こういう「飽き」が無いと新しい物が売れなくなるのだろうなぁとは思いつつも、今宵の美しく色づいた紅葉を見たせいなのか、物の無常を感じてしまっています。笑
こんな僕なのですが、なぜか万年筆だけは全く飽きないのです。
それはなぜなんだろうかと理由を考えてみました。ぜひご一読くださいませ。
理由その1・日によって違う書き味
これは僕だけではないと思いますが、なぜか同じ文字を書いても、書くときの体調や気分などによって書き味が全く違うという面白さが万年筆にはあるのです。
例えば、昨日までの5日間ほど歯が痛くて痛くてたまらなかったのですが、そのときは軟らかなペン先のパイロット・フォルカンの書き味がやっぱり最高!って思いました。
でも、今日、歯痛がなおってみると、あんなにいいなぁと思っていた軟らかさがちょっと物足らないような感じがします。笑
この変化が飽きさせない理由のひとつだと思います。
この自分の体調や気持ちの変化から出る書き味の違いが文字に表れて「気持ち」が伝わりやすい手紙などを書けるのも万年筆の魅力です。
理由その2・ペン先(ニブ)によって違う書き味
メーカーやペン先によって書き味が違うのは当然なのですが、これも「飽き」がこない理由のひとつです。
同じ文字を書くにしても、パイロット・カスタム74FM字とセーラー万年筆プロフェッショナルギアF字では全く違う書き味です。
万年筆に飽きそうになったときこそ、新しいニブに代えてみると、全く新しい発見ができます。
一概に何本も購入することが良いとは思いませんが、違う種類のニブの万年筆を持っていると、本当に飽きがこないから不思議です。
1週間、あるニブを使った後に、何度も使ったことがある違うニブを使うと「このニブもやっぱりいい!」ってなることが多いはずですよ。
理由その3・メンテナンスした後のすっきり感
万年筆のメンテナンスは簡単です。基本的にペン先(ニブ)を水洗いするだけ。
この簡単さから休みの日などはついついメンテナンスをしてしまうのですが、その後のすっきり感がなんともいえず素敵なのです。
自動車だと使用頻度によって変化が早い部分も多く、何年も乗った自動車をいくら洗っても新車感はなかなか出ないのではないでしょうか。
でも、どんなに使用している万年筆でもメンテナンス後の新品感がけっこうあるのです。これが嬉しいと同時に「飽き」がこない理由のひとつ。
またメンテナンスすることで愛着が相当わいてくるから不思議です。
こんな「愛筆感」はボールペン等ではなかなか出せない万年筆ならではのものなのです。
最後に
いかがでしたか?万年筆に飽きがこない理由について今回は綴ってみました。
ご関心を持たれた人はぜひ万年筆の購入をご検討してみてはいかがでしょうか。
きっと長い趣味としても楽しめるはずですよ。
なぜ、こんなに万年筆をおススメするのかというと「多くの人が万年筆を普段使いしている世界の実現」という大いなる野望をいだいているからなのです。笑
最後まで読んでいただいてありがとうございました。
以上、「万年筆に飽きないのはなぜ?」の記事でした。
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