誰しも美味しいものを好きなだけ食べたいですよね。
でも、世の中には食事制限が必要になる病気があります。その中のひとつとして最も身近なのが糖尿病。
2012年の厚生労働省の調査では日本国内に950万人もの糖尿病の人がいて、その予備軍は2050万人にものぼるとのこと。
もはや国民病といって過言ではありません。
かく言う僕も残念ながら今年の7月の健康診断で糖尿病予備軍と診断されてしまいました。
この糖尿病予備軍と診断される1つの基準は約2ヶ月間の血糖値の状況を表す数値であるHbA1cが6.0~6.4の場合です。糖尿病は6.5以上。正常値は4.3~5,9です。
7月時点での僕のHbA1cの数値は6.2。(泣)
アラフィフなのである程度は仕方ないにしても、かなりやばい数値です!
「食事に気をつけて運動もできるだけしてください。2ヶ月後に再検査しましょう」とお医者様に言われてしまいました。
ここ3年ほどほとんど毎食外食の生活。飲み会もけっこう多いし、運動もほとんどしていない。
これではダメだと一念発起して2ヶ月間がんばった結果、本日の再検査でなんとHbA1c5.0に劇的改善しました!
お医者様からも「よくがんばられましたね!」とお褒めの言葉をいただきました!
そこで同じように糖尿病予備軍と診断された人の参考にしてもらえればと思いますので、この2ヶ月間どういったことを行ったかを書いていこうと思います。
まず最初の2日間、炭水化物制限をしてみました。
お医者様はカロリー制限と適度な運動をおススメいただいたのですが、仕事メインの生活なので運動する時間が取りにくいと思った僕はまず炭水化物制限をしてみました。
血糖値を上げる要因が炭水化物であるのは有名な話なのでご存知の人も多いのではないでしょうか。
僕は血糖値を上げる原因を失くせばいいのではと、2日間、炭水化物(ごはん、パン、うどん、パスタ等)を全く食べないようにしてみました。
が、これは無茶苦茶しんどい。頭はボーっとしてくるし、仕事になりません。
また、外食が多い僕には炭水化物の無いメニューはほぼ探せませんでした。定食を頼んで、ごはんだけ食べないという苦行は辛かったです。(泣)
お医者様の言ったとおりカロリー制限と適度な運動に切り替える
前述しましたが、やはりごはんやパンを全く食べないというのは苦行に近いです。また栄養学的にもススメられることでは無いと言われています。
そこで、お医者様に言われたとおり、食事毎のカロリーを制限することと毎日運動することに切り替えました。
まず、カロリー制限について。
最初に自分の身長、体重と年齢から1日に必要なカロリーを算出。
(ネット上に気軽に自分自身に必要なカロリーを算出できるサイトがあります。)
僕の場合、1日に必要なカロリーは約2100カロリーでした。
すこし少な目に1食600カロリーに設定。
この数値は例えば吉野家の場合、牛丼の並(660カロリー)を少し残すくらいのイメージです。
これはけっこう楽でしたよ!
次に運動。
これもいろんなサイトを検索した結果、血糖値を下げるには、筋トレをしてから有酸素運動をするのが効果的と判断。
かといってライザップのようなことをする根性は全くありませんので、毎晩、腕立てを10回してから家の周りを15分(約2km)歩くことにしました。
これでも続けるのはけっこうしんどかったです。正直、3日に一度はできませんでした。笑
でも、7月からの熱帯夜の時期だったので運動量としては意外と多かったのかもです。
夕食だけでも外食をやめてみました
カロリー制限と適度な運動のおかげで、8月の後半くらいには少し痩せてきましたが、体がだるいなぁという感じは拭えませんでした。
そんな時、ある人が外食は良くないのではというアドバイスをくれ、おまけに簡単に自炊できる食材を教えてくれました。大感謝!
そこで、9月の前半から夕食だけは出来る限り自炊に変えたところ、すこぶる体調が良くなり、なんだか30代の元気さに戻ったような気がします。感謝感激雨あられ!!
最後に
世の中には血糖値を下げるノウハウとして色々なやり方が紹介されていますが、それぞれ効果があったり無かったり、人によって合う合わないがあるかと思います。
僕の場合はたまたま上手くいったのかもしれませんが、やはりスタンダードなカロリー制限と適度な運動に効果があるのは確かです。
糖尿病予備軍と診断されて、どうしたらいいのか迷っている人にこの記事を参考にしていただければ幸いです。
最後まで読んでいただいてありがとうございました。
以上、「劇的改善!糖尿病予備軍と診断されて2ヶ月間したこと」の記事でした。
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