いよいよ春本番。京都に観光に行こうと思っている人も多いのではないでしょうか。
京都市内はもちろん、たくさんの観光スポットが多くて、何度行っても飽きないです。
でも、そういった観光スポットではない京都を楽しみたいなら、京都市から足を伸ばして京都府北部に行ってみるのも静かにのんびり過ごせていいかもしれません。
おススメなのが同じ京都府でも、京都市とはまるっきり違う京都を堪能できる町、京都府北部の中心都市・舞鶴市です。
明治より軍の要地として発展した歴史ある町。
舞鶴鎮守府が置かれ、初代長官は有名な東郷平八郎元帥。その東郷元帥が肉じゃがをこの町で生み出したという伝説もあります。
また、京都市に模して碁盤の目状に都市計画された町並みは昭和の風情を色濃く残しています。
軍港として栄えたこの町には今でも海上自衛隊の地方総監部が置かれており、軍服姿の自衛官さんたちが町の中を闊歩していて、そういうのを見るだけでも面白いかも。
一番おススメな観光スポットは舞鶴赤れんが博物館。舞鶴のなかでも現存する最古級の鉄骨れんが建造物で建築好き・歴史好きにはたまらない風情があります。
明治36年に建設された魚雷庫を活用していて、現存する鉄骨れんが造りの建物としてはたいへん貴重なものです。
館内にある喫茶店では「海軍カレー」が食べれます。普通といえば普通なカレーなんですが、それが何とも言えないくらい美味しいですよ。
さて、そんな舞鶴にJR京都駅から約2時間で運んでくれるのがまいづる号「丹後の海」です。
丹後の海をイメージした海をメタリックブルーの素敵な外観デザイン。まるで銀河鉄道のような車両に旅の魔法をかけられそうになってしまいます。
乗ってびっくりしていただきたいので、内装の写真は掲載しませんが、木質感あふれる車内はとてもお洒落で落ち着きます。
窓枠と窓枠の間にはちょっとした飾り絵があったり、車内のフリースペースにはソファが並び、素敵なホテルにいるみたいです。
さすが、JR九州のななつ星など数々の列車デザインで知られる水戸岡鋭治氏がデザインしただけのことはあるなぁと感心しました。
カップルでの旅行なんかにも最適かも。かく言う僕は一人旅でしたが・・・・笑
JR京都駅からは特急まいづる号だけでなく、特急はしだて号でもこの「丹後の海」の車両が使われています。
残念ながら「丹後の海」の発車数は限られていますので、お乗りになりたい場合は、事前に京都丹後鉄道のホームページで発車時刻をご確認くださいね。
いかがでしたか?ぜひご参考になさってくださいませ。
最後まで読んでいただいてありがとうございました。以上、「素敵な電車です!特急まいづる号・丹後の海」の記事でした。
sponsored links