読んでいただいてありがとうございます。
この記事は下の記事の続編になります。よければ、この「セッティング編」も読んでみてくださいね。
さて、3年前にOKKYOのコンポCR-N765とスピーカーD112EXTを購入した直後は下の写真のように何にも考えずセッティングした僕。
このセッティングでは、せっかく購入したコンポの音が、僕的にはどうしても「良い音」には聞こえませんでした。
そこで、なんとかならないものかと、オーディオ通の方々のサイトや本を調べに調べてコンポとスピーカーのセッティングのセオリーを勉強。
できるだけ、そのとおりにセッティングしたところ、なんと劇的に「良い音」になり、とても感動してしまったのです。(詳しくは冒頭掲載の「セッティング編」をどうぞ)
音って不思議!本当に奥が深い!ですね。
その後、単純ですが、「もっと良い音を実現したい!このコンポからの音を最大限に良くしたい!」と思うようになりました。
「それなら音響機器をもっと性能の良い製品に買い換えろ!」というお声があるかと思います。
でも、まずは今、所有しているCR-N765の力を最大限引き出そうといろいろ苦闘?をはじめたのです。
今回は、さらに「良い音」を目指して取り組んだ「インシュレーター」について書いていきたいと思います。
インシュレーターの設置に思い至る
部屋の狭さなどの制約もあるなか、スピーカースタンドを自作するなど、満足のいくコンポセッティングを終えた僕。
その後に思い至ったのが、「インシュレーター」の設置です。
インシュレーターはオーディオ機器が発生させる「振動」を外部に伝えるのを防ぐとともに、オーディオ機器内で発生する振動も吸収して、音質を向上させる優れもの。
その仕組みはおおまかに言うと、オーディオ機器が床や置台に接する面積を減らすことで振動の影響を減少させるとのこと。
つまり、簡略すると、スピーカーとコンポを直接に台の上に置かないようにしたほうが良いとのことで10円玉でも効果ありとのことでした。
まずは10円玉インシュレーターをしてみた!
これはなんてすばらしい!!もしこれで「良い音」に変化したら驚愕だなって思いつつも、若干半信半疑。でも、だからこそやってみたくなった僕。
さっそく、スピーカー用に6枚とコンポ用に4枚の10円玉を用意。おずおずとスピーカーの底面とコンポの「足」の下に配置しました。
さあ、どんな変化があるのか楽しみ!!
CDをかけてみると・・・・・・・・僕の耳にはほとんど変化が感じられませんでした。(残念)
僕的にはコンポとスピーカーをセオリーどおりにセッティングしたときの「良い音」への変化が100とすれば、10円玉インシュレーターによる変化は1未満・・・
気持ち、低音がすっきりしたような感じはしたのですが・・・・
オーディオテクニカのインシュレーターに変えてみた!
10円玉インシュレーターでも、まったく「良い音」への変化が無かったとは言えない結果。
「ほんの少しでも変わったのは間違い無い!」と捉えて、今度は少し投資することに。
評判のオーディオテクニカのインシュレーターAT6099を導入することにしました。
価格は実売2900円程度ですが、10円玉に比べると約29倍の投資。
6個入りなので、まずはスピーカーの底面にセット。
さて、どんな変化があるのやら?と期待半分、疑い半分でCDをかけてみると・・・・
なんと!これははっきりわかる「良い音」への変化!
あきらかに設置前に比べて、高音はよく伸び、低音がより厚みを増したのがわかりました。
今回もこの表現をすると、「セッティング」をきちんとしたときの「良い音」への変化を100として、僕的には10くらいの「良い音」への変化がありました!
なーんだ10かって数値的に少なく思われるかと思いますが、僕の体験的にはすごい驚きでしたよ!
コンポの「足」に設置してみた感じでは、音が引き締まった印象。変化度合いは、上記の表現をすると、これも同じ10くらいでした。
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audio-technica ハイブリツドインシュレーター 6個1組 AT6099
山本音響工芸のインシュレーターを使ってみた!
オーディオテクニカのインシュレーターAT6099の使用による「良い音」への変化に気を良くした僕。
インシュレーターをいろいろ試してみたくなってしまいました。
クラシック音楽をより良い音にできるものはないかと探していたことろ、温かみがあり奥行きのある音になるという木材を使ったものに俄然興味が沸いてきました。
そして見つけたのが、山本音響工芸のアフリカ黒檀材のインシュレーターQB-4です。
4個一組で実売2900円程度なのでスピーカーに3点支持で設置するには2セット必要。
4個一組で実売1,500円程度の同じシリーズのQB-3と迷いましたが、地震対策がふと頭に浮かび、大きめのブロックのQB-4にしました。
さっそくスピーカーの底面に設置。
さぁ、どんな変化があることやら?とわくわくドキドキでCDをかけてみると・・・・
僕的には、とても締まりのある低音とクリアな高音でいて、温かみのある音に変化して聞こえました!
オーディオテクニカAT6099も良かったけど、こちらも木材らしい良い感じでした。
僕としては、こちらのほうが好みに合っていました!クラシック音楽に合うなぁとおもいましたよ!
ただ、今回も同じ表現をすると、「セッティング」をきちんとしたときの「良い音」への変化を100として、僕的には10くらいの「良い音」への変化でした。
倍ほど投資して「AT6099と同じかい!」って言われていそうですね。でも正直に僕的に変化度合いを数値で表現するとそうなるのです。
コンポの「足」の下にも置いて試そうとしたのですが、木材ゆえの欠点なのか?若干の精度の違いがあって上手くいかず、これは止めにしました。
でも、スピーカーの底面に置いたときはすごく安定するので不思議です。
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山本音響工芸 キューブベースアフリカ黒檀製(4個1組) QB-4QB-4
まとめ
インシュレーターは商品も数多く、その価格も数万円するものもあります。
僕としてはコンポに合わせるインシュレーターとしては上記の2種類くらいか同価格帯のものまでで十分かなぁっという結論にいたりました。
理由は単純に「僕の耳」です。微妙な変化ではほとんどわからないことが自覚できたからです。
だから、今はオーディオテクニカAT6099と山本音響工芸QB-4を相互に変えたりしながら音の違いを楽しんでいます。
もちろん、もっと良いインシュレーターはきっと良い音になると思いますが、インシュレーターへのこだわりは一旦ここで終了したのです。
が・・・・・・・
しばらくすると、また「なんとかしてより良い音をコンポ(CR-N765)で実現したい!」という野望に心が支配されることになってしまうのです・・・笑
そのお話は次の機会に。
最後まで読んでいただいてありがとうございました!
以上「初心者必見!コンポの音を良くしたい!インシュレーター編」の記事でした。
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