万年筆使いアキラ

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自分にとって最高で最後のウクレレを手にしたい!ASTURIAS編

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楽譜も読めず、リズム感もないのに、 ウクレレに夢中になってからというもの、毎日のようにウクレレの演奏の練習にいそしむ日々。

他のことではこんなに夢中で練習したことがないくらいに頑張っています。

努力のかいあって、下手くそながらハワイの名曲「カイマナヒラ」、「涙そうそう」や「真夏の果実」が初心者用の楽譜ですが、なんとか弾けるようになってきました。

僕が練習しているのは、ウクレレの演奏スタイルのひとつである「ソロウクレレ」。

ソロウクレレの演奏をもっとうまくなりたいと思うと同時に、せっかくなら一生物のウクレレが欲しいと思うようになってきました。

アラフィフの僕。思い返せば、人生の多くの買い物の場面で、本当に一番欲しいものでは無く、2番目に欲しい物を購入してきました。理由はお金・・・(涙)

20歳のころにフランスの自動車シトロエンの新車が欲しかったけど中古車を購入。マンションも一番住みたかった街ではなく、2番目に住みたかった街で購入などなど・・

すべてはお金が理由・・・(涙・涙・涙)

でも、これほど好きになったウクレレだけは絶対に妥協しないと心に決めました!!!

もちろん、まだ始めたばかりなので、良いウクレレを買ったとしても、使いこなせる自信はまだありません。

そこで、2021年年末までに「自分にとっての最高の最後のウクレレ」を購入するべく、下調べをじっくりと行うことにしました。

幸い京都に在住しており、関西の有名楽器店へのアクセスは問題ないので、いろんなウクレレを試し弾きして最終結論を出そうと思っています。楽器屋さん、ごめんね。

いろんなウクレレを試し弾きした僕なりの感想を読者の方に共有できればと思います。

今回はシルバーウイークの間に、2軒の楽器屋さん探訪をして、「これは良い!!」と思ったASTURIASのウクレレについてご紹介したいと思います。

ASTURIASのウクレレ

アストリアス。僕はこのメーカーについては全く知らなかったのですが、クラシックギターやアコースティックギターの国産メーカーとして有名な工房です。

九州の福岡・久留米にあり、少数精鋭の職人たちによってハンドメイド制作されるギターの評価はとても高く、有名なミュージシャンも数多く使用されています。

そんなASTURIASが制作するウクレレ。

素人の僕から見ても、本当に素晴らしいウクレレでした。

僕は今回、「Solo Ukulele」というタイプと「タイニーコンサート」というタイプのウクレレの試し弾きしました。

両方とも本当に精度の高い丁寧なつくりでした。さすがメイドインジャパン。

ウクレレから出る音も正確な音で完成度が高く、もう、これを購入したら、「最高で最後のウクレレ」って言えるんじゃないかと本当に思うほどでした。

ふたつの中で、購入ギリギリまでに気持ちが高まったのが、ASTURIASウクレレ独特のタイプである「Solo Ukulele」

この「Solo Ukulele」は「ソプラノ」「コンサート」というサイズにこだわらず、演奏性を重視したASTURIAS独自の大きさで制作されています。

また、ハイポジションでの演奏のしやすさを追求したカッタウェイが施されています。

ネックのスケールもソロ・プレイに有利な長さに設計されていて、僕が追及するソロウクレレにピッタリでした。

「うーん、欲しい!!」と思いました。が、「自分にとっての最高で最後のウクレレ」を決めるには「まだ早いぞ!」と思いなおして相当に我慢。負けそうでした!(笑)

さて、ASTURIASウクレレの音色についての僕なりの感想を書いてみます。

今回、僕が試し弾きしたうちの「タイニーコンサート」のほうはマホガニー材の単板で制作されたもの。

僕の印象では、とても甘く豊かな音色。今所有しているフェイマスのFS-7Gとの比較になりますが、弾いている自分がさらに癒されるような甘くうっとりする音色でした。

もうひとつの「Solo Ukulele」はスプルースの単板がウクレレの表面になっているもので、サイド板と裏面板がハカランダという高級材の製品でした。

これはクラシックギターのような芯のある音色で、僕的にはこのウクレレらしくない響きもとても素敵だなぁと思いました。

試しに「真夏の果実」をちょこっと演奏すると、まるで小さなギターを弾いているかのようにも思えました。

今回での結論は、僕にとっての「最高で最後のウクレレ」候補の筆頭に「ASTURIAS Solo Ukulele」が入っています。

本当によく購入を我慢できたなぁと自分でも思うほど、素晴らしいウクレレでしたよ。

僕は「最高で最後のウクレレ」に巡り合うべく、違うメーカーのウクレレを試し弾きに行くつもりですが、ASTURIASが気になる人は早めに決断したほうが良いかもです。

なぜなら、今回の2つのタイプの試し弾きを、一つは京都で、もう一つは大阪難波のお店でしないとならないほど、現在ASTURIASウクレレの在庫は希少だからです。

最後まで読んでいただいてありがとうございました。

以上、「自分にとって最高で最後のウクレレを手にしたい!ASTURIAS編」の記事でした。

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