万年筆を使っている人にとってインクはとても魅力的な物ですよね。
かく言う僕もどのインクが使い易いかなぁとか、このインクはどんな色かなぁとか迷うことを楽しんでしまってます。笑
趣味として色んな色のインクを購入して試してみることを決して無駄とは思いたくない僕。
しかし、実際のところ、ブルーブラックやブラック以外の色の30~50mlくらいのボトルを購入しても、なかなか無くなるまで使い切るのはできないことが多々あります。
収納的にもどんどん溜まっていくインクさん達の瓶の置き場に困る事態になりますし、インクの性能的にもあまりに長期の保存は難しいのが現実です。
それでも、色んな色のインクを試してみたくなるのが万年筆好きの性というものですよね。
そんな「インク沼」にハマってしまっている人に朗報なのが、今回ご紹介するエルバン・トラディショナルインク・10mlです。
エルバン・トラディショナルインクについて
ご存知の人も多いかと思いますが、有名なフランスのインクメーカーのエルバンについて少しだけ。
エルバンは、1670年にパリで生まれたシーリングワックスとインクのメーカーです。1700年にインクの本格的な生産を開始した老舗中の老舗です。
そのエルバンが発売しているのが30種類の色を揃えてあるトラディショナルインク。万年筆はもちろんのこと、ガラスペンやつけペン用に製造されています。
また、染料インクなので、30種類の素敵な色たちを安心してどの万年筆でも使えます。僕はセーラー万年筆プロフェッショナルギアやパイロットカスタム74で使用してみましたが全く問題ありませんでしたよ。
(他社インクの使用は万年筆メーカー保証外の行為なのであくまで自己責任でお願いしますね。)
それぞれの色のネーミングも「忘れな草ブルー」とか「ビルマの琥珀」とか「アイランドカフェ」とかとてもお洒落なのが特徴です。
個人的には「忘れな草ブルー」というネーミングには万年筆好きの心を打ち抜かれました。笑
ただ、30色のうち「ナイトブルー」や「ブラック」等は以外は普段使いがしにくい色も多いのも事実。
通常のサイズのボトルは30mlで販売されていますが、この量なら、前述した「使い切れない」ことになりかねません。
そんなお悩みを解決してくれるのが、10mlのボトルです。少ないように感じますが、「ときどき使いたい」「ちょっとだけ試してみたい」人には最適のサイズ。
僕は今回は「イナゴメレッド」を購入したのですが、赤丸をつけるテストの採点をしたりしないので、この量で一年は充分に使えそうです。
価格的には10mlで702円と若干、国内メーカー品等より割高ですが、色をいろいろ試したい人にとっては許容範囲かと思います。
ちなみにネット購入ならもう少しお安くなっています。
また、ボトルも最高に可愛い。これなら30色揃えて見せる収納をしたいと思うほどです。笑
今のところ「イナゴメレッド」しか使っていませんが、さすが老舗のインク。素晴らしい発色で心が晴れ渡るような赤でしたよ。
いかがでしたか?ぜひご参考になさってくださいませ。
最後まで読んでいただいてありがとうございました。以上、「可愛すぎる!エルバン10mlボトル」の記事でした。
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