万年筆使いアキラ

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初心者必見!1本の万年筆でたくさんのインクを楽しむ方法

こんにちは。読んでもらってありがとうございます。

f:id:AkiraYamaguchi:20170426233356j:plain万年筆の楽しみのひとつとして、たくさんのインクを使えるということがありますよね。いろいろな色のインクボトルを見ているだけでも楽しいものです。

でも、「いろんなインクを楽しんでみたいけど、万年筆は1本しか持ってないのに、たくさんインクばかり買うのはちょっとなぁ・・」とか思っている初心者の人も多いのではないでしょうか?

そこで、今回は1本でたくさんのインクを楽しむための万年筆の使い方をご紹介したいと思います。

1本の万年筆でたくさんのインクを楽しむ方法

メインの色で楽しむ

これはインク切れが心配な仕事使いや勉強のノート作成などに毎日500文字以上は万年筆を使う人がインクを楽しむための方法です。

単純ですが、例えばブルーブラックをメインの色に決めたら、まず、いずれかのメーカーのインクボトルを購入して使い切り、その後、購入の度にどんどんメーカーを変えていく方法です。

ほとんどのメーカーのボトルは50ml~60mlですから、毎日、500文字以上は万年筆を使用するとなると約3ヶ月~4ヶ月で無くなるはずです。1年間で3本~4本の違うメーカーのインクを楽しめることになります。

春はセーラーのジェントルインク、夏はパイロットの色彩雫、秋はペリカン、冬はモンブランって感じで。イメージしただけでも楽しくなってきませんか?

コンバーターに入れるインクの量を少なめにして楽しむ

これは主に日記や手紙など自宅で万年筆を使うことが多い人がインクを楽しむための方法です。

インクをコンバーターに注入するときに目安として半分くらいを入れることにしましょう。すると当然ですが、インク切れが短い期間でおこると思います。おそらく1週間に1回くらいでしょう。

インクが切れたら、万年筆を洗浄するようにして、その度に違うインクに入れ替えるのです。自宅でのんびり使うのですから、面倒なイメージのある万年筆の洗浄をインクを変える楽しみに変えてみてはいかがでしょうか。

もちろん、この方法ではインクボトルが何本あっても大丈夫になってしまうので、『インク沼』にはまらないようにご注意を!(笑)

少量かつ安価で購入できる20ml程度のミニボトルから試してみるのが良いですよ。パイロットの色彩雫ミニとかセーラー万年筆ストーリア20mlなどがおススメです。

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洗浄日を決めて楽しむ

これは万年筆の洗浄が面倒でない人のインクの楽しみ方です。まず、自分なりに何日に1回は洗浄すると決めてしましましょう。

当たり前すぎますが、その度ごとにインクも変えるのです。とても良い気分転換にもなります。

仕事使いの人はブルーブラックやブラックの各メーカーごとの違いを楽しみ、勉強ノートや日記などに使っている人はいろんな色をそのときの気分で楽しむといういう感じで。

この楽しみ方だと、同時に5個くらいのインクボトルを持っていても、結局、1個が無くなってから購入するのと年間ベースでは購入量も変わりませんので経済的でもあります。

僕としては、万年筆1本の初心者の人にはこれが一番おススメです。洗浄を定期的に行うことで万年筆も長持ちし、愛着も深まっていきますし、いろんなインクも楽しめる一挙両得の方法です。

初心者の人こそインクを楽しんでほしいので、あえて

 たくさんのメーカーの万年筆を所有することを楽しむことはとても楽しいことですし、メーカーごとの書き味の違いを感じるのも万年筆好きにはたまらないことです。

ですが、初心者の人には、まず最初の1本を楽しみ尽くしてほしいなぁとも思います。

でも、いろんなインクで書くことも楽しんでほしいなぁとも思います。矛盾してますね。すみません。(万年筆好きの熱い思いですのでお許しを。)

なので、あえて言うと、最初の1本以外に1,000円~3,000円の万年筆、たとえばカクノなどをサブの万年筆として早めに追加して、2つ3つのインクを同時に使ってみるのも良い選択なのです。

最後に

『インク沼』と言われるほど、万年筆インクには種類が豊富です。有名メーカー製をはじめ、地方ごとの文具店などのオリジナルインクをカウントすると500以上は色の種類があり、それぞれが文字のイメージを違うものにしてくれます。

これはボールペンには無いことですし、色鉛筆や絵の具とは違った深さがあります。

万年筆1本を大事に使って、自分のイメージに合った色、書く相手に思いを込めた色をじっくり選んでいくことは素敵なことですよ。

いかがでしたか?ぜひ万年筆1本でいろんなインクを楽しんでみたいときの参考になさってください。最後まで読んでいただいてありがとうございました。

以上、「初心者必見!1本の万年筆でたくさんのインクを楽しむ方法」の記事でした。

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