誰にでも懐かしい味があるのではないでしょうか?
お母さんの作ってくれたカレーライスや、家族で行ったラーメンの味、恋人と行ったイタリアンの味、上司が奢ってくれたステーキなどなど。
今回ご紹介するお店・「万葉はせがわ」の「おばんざい」は、僕にとってはお祖母ちゃんの味でした。
「おばんざい」というのは京都的な言い方で、ふつうに言うと「おかず」です。
僕が小学生のころ、両親が共働きであったこともあって、いつも晩ごはんのおかずはお祖母ちゃんが作ってくれていました。
そのころに食べたお祖母ちゃんの味・・・・
家族の伝説によると、僕のお祖母ちゃんは町内一番の美人だったとか。
一度結婚していたけど、身勝手な前夫に昔でいう「三下り半」を出されて、お祖父ちゃんの反物のお店に働きに来たのが二人の馴れ初めらしい。
お祖母ちゃんは明治生まれとしては長身で身長が160センチくらいあって、細身で、ちょっと西洋人ぽい顔立ち。
子供心にもとても美人に見えました。もちろん、僕の思い出のなかではもう「お祖母ちゃん」でしたが。笑
お祖父ちゃんは親戚一同の強烈な反対を押し切って、お祖母ちゃんと結婚。本当に幸せだったよう。
とても二人は仲が良く、いつも恋人同士のように笑い合って過ごしていたらしい。恋女房と周囲に冷やかされながら添い遂げたとのこと。
そんなお祖父ちゃんも大好きだったというお祖母ちゃんの「おばんざい」
もう二度と食べれないと思っていたのですが、たまたま今日のお昼に立ち寄った「万葉はせがわ」でそっくりな味を体験できました。
とてもとても感動しました!食べ物の味って思い出に強くリンクしているんだなぁと再認識しました。
本当に優しい味で京都の「おばんざい」をはじめて食べる人や僕のように懐かしい味を求める人にとてもおススメですのでご紹介させていただきます。
お昼のバイキングがリーズナブルでおススメ
ごはんとお味噌汁とお魚料理一品がついた上に、バイキング形式で好きな「おばんざい」を選べる方式です。
僕はあまりの美味しさに今日のバイキングにあった全品を食べてしまいました!笑
個人の好みもあると思いますが、「おばんざい」のなかの「なすの炊いたん(なすを炊いた物)」は僕的には絶品でした。まさに「お祖母ちゃん」の味でした。
写真にある「肉じゃが」も無茶苦茶美味しかった!!!
すべての「おはんざい」が京風の出汁をベースに作られていて五臓六腑に染み入る優しい味でした。一度食べたら何度でも食べたくなるはずです。
ごはんとお味噌汁も何杯でもお代わりOKという太っ腹な「お昼のおばんざいバイキング」は1050円。
野菜たっぷりのとても健康的な「おばんざい」ですので、僕のように毎日外食している人にもおススメですよ。
夜にもバイキングをしています。今夜もまた行ってみたいと本気で思わせてくれる味でした。
お店の情報
住所:京都府京都市中京区桝屋町(三条通)72−1
営業時間:お昼は11時30分~14時30分。夜は17時30分~21時まで。
最寄駅は京阪電車三条駅か京都地下鉄京都市役所前駅。どちらの駅からでも徒歩10分もあれば辿り着けますよ。
店内の席数は多くないので、心配な人は事前にお電話で確認してみてくださいませ。
電話:075-221-6680
いかがでしたか?ぜひご参考になさってください。
最後まで読んでいただいてありがとうございました。以上、「京都・万葉はせがわの「おばんざい」は最高でした!」の記事でした。
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