こんにちは。読んでもらってありがとうございます。
セーラー万年筆の特殊ニブ(ペン先)である長刀研ぎは万年筆に興味を持っている多くの人が一度はその情報に触れたのではと言えるほどの大変な人気です。
世界的にも人気があります。長刀研ぎは漢字を書くのに最も適した万年筆ニブ(ペン先)のひとつと評価されるだけに漢字圏の国々からも需要が高いです。
しかし、残念ながら、手作業による製造のために受注に生産能力が追いつかず、現時点では新たな注文ができなくなっています。
万年筆好きなら、そういう希少価値も含めて、ぜひ手に入れたいのではないでしょうか。
今回は新規注文中止のなか、プロフィット21長刀研ぎをどのようにして僕が手元に入手できたのかについて書いていきます。
sponsored links
新規注文が出来ないなか、今、どうしたら手に入れられるのか
セーラー万年筆の生産能力を大幅に上回る受注のための新規注文が中止されているのですから、直販サイト・セーラーショップでは新規の予約は受付けていません。
この状況の改善のめどははっきりとは立っていない状況で、2018年中に解消できるかどうかも不明という感じです。(あるセーラーフレンドリーショップの店員さん談)
まずは、当然過ぎますが気長にセーラー万年筆の生産能力の改善を待つという方法があります。
ですが、セーラー万年筆の新規注文中止前の注文予約が優先されるわけですから、これではいつ店頭に並ぶかはわかりませんよね。
そこで、どうしても早く長刀研ぎを手に入れたい人に、僕がプロフィット21長刀研ぎ(中細)を新規注文中止のなか、どのようにして入手したのかをお教えします。
ちょっと大げさに言ってしまってすみません(笑)実はけっこう簡単な方法なのです。
それは、各地域ごとのセーラープレンドリーショップ(大型百貨店や大型文具店)に手当たり次第、何度も訪れて店員さんにお願いしておくことです。
僕の場合、京都在住ですので、行ける範囲の京都をはじめ、大阪、神戸のセーラーフレンドリーショップ回りをしました。
もちろん、新規予約中止ですから、店員さんの確約を得れることはありません。
ですが、何度もお店に顔を見せて、入荷したら『必ず購入する!』と伝えておくのです。きちんと自分の連絡先を教えておくことも忘れずにしておいてください。
僕には過去の購入実績があって何軒かのお店の店員さんにすでに顔を覚えられているという好条件もありました。
ですが、はじめてのお客として行っても『入荷したら必ず購入する!』という熱意を伝えておけば、店員さんも心に留めてくれるはずです。
実際のところ、新規予約中止のなかでも、非常に稀ですが、流通の状況次第で入荷する場合があるようです。(店員さん談)
これも店員さん情報ですが、お店側が以前に顧客から注文を受けていた長刀研ぎが生産されてお店に届いたのに、注文した人がキャンセルするケースも稀にあるようです。
僕の場合、『注文していた人が事情で購入しなかったので、お声をかけました。』と店員さんから連絡をもらいました。
購入する熱意を伝えながらお店回りをしてから、約6ヶ月後のことですが、普通に店頭に並ぶのを待っているよりは早く手に入る方法です。
絶対の方法ではありませんし、多少の運があるとは思います。
たまたまですが、僕が連絡を受けて行ったときには、僕が購入したプロフィット21長刀研ぎ中細の他に、中字もありました。(多分もう無いと思うので店名は控えます。)
今からお店回りをする手間をかければ、早めに手に入るかもしれません。多少の手間をかけても、長刀研ぎは手に入れる価値がある素晴らしい万年筆ですよ。
どうしても今、セーラー万年筆の長刀研ぎを手に入れたい人は、ぜひ試してみてくださいませ。
今後、プロフィット21長刀研ぎの書き味についても記事にしていきますのでお楽しみにお待ちください。
いかがでしたか?以上、「注目!新規注文中止のセーラー万年筆長刀研ぎの入手法」の記事でした。最後まで読んでいただいてありがとうございました。
※この記事の情報は2017年6月19日時点のものです。セーラー万年筆の生産能力が改善し店頭に素晴らしい万年筆である長刀研ぎがたくさん並ぶことを期待しています!
sponsored links