万年筆使いアキラ

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万年筆洗浄に最適!プラチナ万年筆インククリーナーキット

万年筆を使いはじめて、どんどん万年筆で書くことが好きになってくると色々なインクを試したくなってくるものですよね。

色の種類の幅が多い染料インクや、水に強い顔料インク、そして古典インク。

あぁ今回はどのインクにしようかなぁ~って考えながら色んなインクに入れ替えて楽しむのが万年筆の醍醐味のひとつ。

その「違うインクにする」楽しみをする際には、ペン先を水でペン先を丁寧に洗い流した上で2時間ほど水につけておき、ペン先から色が染み出なくなれば基本的にOKです。

とっても簡単なので何回しても面倒では無いですし、この洗浄自体も万年筆の楽しみのひとつではないでしょうか。

そしてこのインクの入れ替えや洗浄をすればするほどさらに愛着がわいてきて、「もっと大事にしてあげたい!」という気持ちが出てくるのが万年筆の魔力ですよね。笑

こうなってくると「この洗浄具合でいいんだろうか?」とか「もっと綺麗にする方法はないのかなぁ~?」って思ってしまうのが人情です。

そこで今回は万年筆を「いつも綺麗にしておきたい!」という気持ちに応えるプラチナ万年筆のクリーナーキットについてご紹介していきます。

プラチナ万年筆インククリーナーキットの使い方

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この商品には「プラチナ万年筆専用の洗浄スポイト」と「万年筆洗浄液」5パックが入っています。

プラチナ万年筆以外でも「万年筆洗浄液」は問題なく使えますのでご安心くださいませ。

使い方はとても簡単です。

まずはコップに入れた水にスポイトやコンバーターをペン先につけた状態で何回か水を吸い込ませたり吐き出したりして、インクの色が出なくなるまで洗浄してください。

これは水洗いのみの万年筆のメンテナンスと同様ですので、手馴れている人も多いかと思います。はじめての人は国産メーカーのホームページをご参考に。

次に「万年筆洗浄液(1パック内10ml)」を水に溶かして10倍に薄めた洗浄液を作ります。

厳密に測ってするのがベストですが、僕の経験上は少し薄いくらいでも洗浄力に大きな差は無かったです。でも、あまりに濃いのは良くないように思いますのでご注意を。

次にその洗浄液にペン先を1昼夜浸けておき、その後、もう一度コップに水を入れて、スポイトやコンバーターをペン先に着けて何回か吸ったり出したりしてください。

最後にペン先を水で洗い、綺麗な布で水分を拭き取れば完了です。

すごい洗浄力です!

僕は万年筆好きを公言しているくらいですので、愛筆たちのメンテナンスをけっこうしているのですが、それでもびっくりの洗浄体験でした。

染料インクでの洗浄体験です。

セーラー万年筆のジェントルインク(ブルーブラック)をよく入れているペン先で使ってみたところ、通常の水洗い後にも関わらずインクが浮かび上ってきました。

これは洗浄液に浸けてから2時間くらいの現象です。せっかくだからと1昼夜浸したままにしたのですが、本当に新品同様の清々しいペン先になりました!

顔料インクでの洗浄体験です。

セーラー万年筆の青墨で使ったペン先を通常の水洗浄後に洗浄液に浸してしてみたのですが、1昼夜浸した後の洗浄液が青々で溶け出したインクで染まっていました。

「顔料インクは水に強いというメリットがあるけれど、ペン先に詰まったりするのが嫌なので避けている」という人にはこのインククリーナーキットは朗報中の朗報です!

これさえあれば顔料インクを入れた万年筆のペン先をキャップを着けずに長期間放置するようなことの無い限り、顔料インクを使わない理由「詰まる」は消えてしまいます。

僕の場合、ペン先に着いた顔料インクが水洗いでは綺麗になっていないように見えていたのですが、それも無くなり「ピカピカの輝き」が復活しましたよ!

古典インクでの洗浄体験です。

プラチナ万年筆のブルーブラックで使ったペン先の洗浄をしましたが、さすがにプラチナ万年筆製の洗浄液です。1昼夜後の洗浄液には汚れがすっかり溶け出していました。

数少なくなってきた古典インクですが、その耐久性はやはり捨てがたいものです。

顔料インクとも重なりますが、ペン先への負担を考えて古典インクを使いたいけれど避けている人には、本当に役に立つ洗浄液ですよ。

洗浄頻度について

プラチナ万年筆インククリーナーキットの実力は前述のとおりです。あえてデメリットを上げるとすればコストでしょうか。

ネット購入ならもう少し安く買えますが、定価で1,200円(税別)に5パックの洗浄液なので1本の洗浄あたりのコストは240円くらいです。(同封スポイト代は省いてます)

洗剤として考えると高い気もします。そこで「洗浄の頻度」について書いておきます。

これはあくまで僕の経験上のおススメですのであしからずご了解を。

染料インクのみ使用のペン先の場合は1年に一度で十分です。

顔料インクや古典インク使用のペン先の場合は半年に一度をおススメします。

ただ、顔料インクもしくは古典インクから染料インクへの入れ替えの場合はその都度するのがベストです。

個人的には年末の万年筆の大掃除用として「万年筆インククリーナーキット」を使っていますよ!

いかがでしたか?最後まで読んでいただいてありがとうございました。以上、「万年筆洗浄に最適!プラチナ万年筆インククリーナーキット」の記事でした。

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プラチナ万年筆 万年筆インククリーナーキット ICL-1200#0

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