僕は昔から文具が好きで、大学生のころはほとんど買いもしないのに暇さえあれば文具店に入り浸っていました。
京都の大学に通っていたそんな僕にとって一番の聖地は「丸善」でした。そのころ、河原町蛸薬師付近にあった京都店。
大学から愛用の原付バイクで木屋町あたりまで来て放置後、「丸善」に何時間も入り浸っていました。今なら何度違反キップを切られたかわからないくらいです。
気に入ったノートや鉛筆などを何十回かの見学とびっくりするくらいの検討の後に購入しては満足していました。
今思えば、あの頃はバイトで稼いだ少ないお金を本や文具にほとんど使っていたような気がします。たいして勉強もしなかったのですが・・・
今の「丸善・京都本店」は2015年8月から新築された京都BALLにあり、ここはより昔に比べてさらに素敵なお店に生まれ変わっています。
地下1階と地下2階にあるお店は今でも僕にとっては最高に楽しい空間です。とても綺麗なお店で併設されているカフェのハヤシライスも美味しいですよ。
でも、なんとなく1990年くらいのあのお店が懐かしいなぁと思うのは僕だけでしょうか。
僕のようなアラフィフ世代の思い出をくすぐる「お茶の水レポート」を今回はご紹介したいと思います。
昔のままのデザイン
一時期、丸善の製造委託先の廃業で廃盤になっていた「お茶の水レポート」。復刻されたこの表紙のデザインに懐かしさを覚える人も多いのではないでしょうか?
紙質は昔の物と比べて現在の製造技術により品質の向上がはかられたとのことですが、僕の感覚的には書き心地も当時のままです。
書き込むだけでついつい思い出が蘇ってきます。「お茶の水レポート」に書き込んだ旅行の計画や新入生歓迎コンパの計画、ラブレターの下書きなどなど・・・・
あっ!勉強してませんね!笑
さて書き味ですが、万年筆との相性はとても良いです。インクが適度ににじむので、なんとも言えないいい感じの文字が書けます。裏写りもほとんどしません。
万年筆を使って昭和レトロな雰囲気でレポートや手紙を書きたい人にはぴったりです。
どんな色のインクでもいい感じににじみますが、個人的にはセーラー万年筆のブルーブラックインクで書いたときの文字が一番気に入っています。
もちろん、ボールペンや鉛筆での筆記もスムーズです。ただし、紙質は薄いので筆圧強めに書くと裏がデコボコになってしまうかも。
価格はA4サイズ280円税別です。ネットではhontoのショップでも購入できますよ。
いかがでしたか?ぜひご参考になさってくださいませ。
最後まで読んでいただいてありがとうございました。
以上、「懐かしい!丸善のお茶の水レポート」の記事でした。
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