こんにちは。読んでもらってありがとうございます。
僕は万年筆が大好きです。
「ボールペンのように万年筆を多くの人が普段使いする魅力的で平和な世界を実現する」という偉大なる野望のもとに日々密かなる活動を行っています。(笑・大げさですいません。)
万年筆を購入しようかと検討している人は色々な万年筆の情報を調べてしまうものです。
ネットで調べれば調べるほど、出てくるのがセーラープロフェッショナルギアの高い評判。
でも、価格的に20,000円(税別)と決してお安くはないので、購入しようかどうかをためらっている人も多いのではないでしょうか?
そこで、今回は僕の愛筆「セーラー万年筆プロフェッショナルギア細字」の使用感について書いていきます。
購入当初に感じたこと
まず、いいなぁと感じたことはその書き味です。
大昔にパイロット社カスタム74をプレゼントで貰って長い間使用していたこと、また3年ほど毎日ラミー社のサファリを普段使いしていたことからの比較になりますが、初めて自宅でセーラー万年筆プロフェッショナルギアを使ったときは「革命的」に書きやすいと感じました。
万年筆で筆記するとインクが紙ににじんだり、逆にかすれたりするのが当たり前と思っていたのですが、プロフェッショナルギアではそのようなことが無くて大変感動したのを覚えています。
これはセーラー万年筆プロフェッショナルギアが、インクフローが少なく調整されていることと、決して他社製品と比較してペン先(ニブ)が極端に柔らかいわけではないですが、21金をニブに使用していることによる独特のしなやかさのおかげと言えます。
つぎに、おやっ?と購入当初に違和感を感じたことを書きます。それはプロフェッショナルギアの全長です。
このことは店頭での試し書きの時点では気にならなかったことですが、筆記時の全長(キャップを後ろに挿した状態)が149mmと、僕が使用していたパイロット社カスタム74やラミー・サファリに比べると短く、万年筆を持つ位置を自分の感覚のなかですっきりさせるまで時間がかかりました。
僕と同じように全長の短さが気になる人への僕からの解決策としては、ニブから4cmの位置で持つことをおすすめします。
そうすると短さへの違和感が無くなりますし、筆記角度も45℃~60℃になるので、本体の重量(21.6グラム)がうまくニブにかかって、プロフェッショナルギアの書き味を堪能できるはずです。
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インクについて
セーラー万年筆のジェントルインク(ブルーブラック)とナノインク(青墨)、パイロット社の月夜、プラチナ万年筆のブルーブラックを使ってみましたが、やはり、プロフェッショナルギアの書き味が一番良かったのは染料系でセーラー万年筆純正のジェントルインクでした。ナノインク(青墨)もスムーズでした。
もちろん上記はほんのわずかな差ですので、パイロット社の月夜、プラチナ万年筆のブルーブラックも特筆する問題は無くすらすらと筆記ができます。
そういう意味ではインクを選ばない万年筆と言えますので、気兼ねせずに色々なインクも楽しめるはずです。(純正以外の使用は自己責任でお願いします。)
2ヶ月以上毎日プロフェッショナルギアを使用すると・・・
筆記時の全長の短さにどんどん慣れてきますし、ある程度、自分自身の書き癖にニブが馴染んできます。こうなるともう最高の書き味が味わえるはずです。
僕は日常の筆記のほとんどの場面でプロフェッショナルギアを使っていますが、どうしてもボールペンを使わざるをえない場面もあります。
そんなときは「もうボールペンってなんて書きにくいんだ!!」と叫びたくなるほど、プロフェッショナルギアの書き味にはまってしまっています。
いかがでしたか?参考にしていただければと思います。最後まで読んでいただいてありがとうございました。
以上、「買いたい人注目!セーラープロフェッショナルギアの使用感」の記事でした。
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