こんにちは。読んでいただいてありがとうございます。
初めて万年筆を購入するときに選ぶペン先の種類は、F字(細字)かFM字(中細字)かM字(中字)が多数を占めますよね。
でも、万年筆の書き心地が気に入って、初めて購入したときに選んだペン先以外の物がもう一本ほしくなることも多いのではないでしょうか?
もちろん、そのときに、初めて買った万年筆以外の物を選ぶのも面白いのですが、同じシリーズで揃えていくのも良いものです。
そこで、今回は『初めて購入して、その後、同じシリーズで揃えていっても満足感の高い万年筆』について独断と偏見ながら書いていきます。ご参考になさってください。
違うペン先でもう一本買っても満足な万年筆3選
1・パイロットカスタム74
文房具店や百貨店の文具コーナーで、初めて万年筆を購入する際には、必ずと言っていいほど、店員さんからススメられる定番中の定番。
なので、「なーんだ!そんなの当たり前でしょ!」って思われると思いますが、やっぱり、定番中の定番になるのには理由があるのです。
その理由はどのペン先でも全く変わらない確かな筆記バランスです。筆圧の強い人でも万年筆らしい味のある字がうまく書けるように設計されています。
僕自身も何本かの万年筆をローテーションしながら使っていますが、カスタム74を使う度に、「なんだかんだいっても、これが一番使いやすいかも」って思ってしまいます。
正直、これしか売ってなかったとしたら、全く迷う必要がないのかもしれませんね。
価格的にも10,000円税別と決して金ペン先の中では高くはありませんので、何本か揃えていくのにも良い価格です。
ペン先も9種類用意(別価格12,000円税別で他に2種類)されています。軸の色も4種類とプラスで限定色も発売されていますので、軸でペン先を区別しやすいです。
2・セーラー万年筆プロフェッショナルギア
21金のペン先の素晴らしい書き味は折り紙つきです。ベスト型の外見もビジネスユースには最適のデザインです。
プロフェッショナルギアをおススメするのは、国産のなかで最も優秀な書き味の万年筆のひとつであるということだけでなく、日本人にこそ使ってほしい日本語のためのペン先が用意されているからです。
それは「長刀研ぎ」です。2017年現在はあまりの人気に受注に生産が追いついていないため予約もできないほどの高い評価のペン先です。2本目のペン先として選択するのは最高です。
漢字の多い日本語を滑らかに美しく書ける「長刀研ぎ」は海外、特に漢字圏の国々でも大人気です。
初めて購入したF字かFM字かM字かを今から2,3年ほど使いたおした後で、予約可能な時期を見計らって購入するのが良いですよ。
※長刀研ぎはプロフェッショナルギア以外のセーラー万年筆の商品でも選択できる物が多数あります。
プロフェッショナルギアの定価は20,000円(税別)、長刀研ぎは25,000円(税別)と決して安くはないですが、一生物の書き味は間違いありません。
3・ペリカン・スーベレーンM400
人気のスーベーレーンシリーズのなかでも、初心者にもおススメの定番モデル。ドイツ製の安定した書き味は日本語を書くのも問題なくこなしてくれます。
伝統あるヨーロッパで育まれたその美しい外見は同じシリーズでペン先を変えて揃えていくのにピッタリです。
ブラック、グリーン、ブルー、ボルドー、ホワイトトートイスの5種類の軸ごとにペン先を変えて持つことは、万年筆好きにとっては夢のようなことです。
定価35,000円(税別)と高価ですので、まず最初の一本にするのがバードルが高いと思います。
ですが、最初の一本をじっくり使いながら、ペン先ごとにゆっくりと何本が揃えてみたい人には飽きのこない素敵な選択です。
とても満足感は高いです。
まとめ
万年筆はその名のとおりに長く使える筆記具です。実際に万年筆を多用していると、少なくともF字とM字があったほうがベストです。
小さい字を書く場面も、大きくのびやかな字を書く場面も、それぞれ何度もあるからです。
違う種類の万年筆で、それぞれの大きさの文字を楽しむのも素敵なことですが、同じ種類の万年筆の違うペン先を楽しむのもとても面白いです。
どちらが良いかはいろいろ考えてみてくださいね。
いかがでしたか?すでに万年筆を持っている人が違うペン先を購入する際のご参考にしていただければ幸いです。
最後まで読んでいただいてありがとうございました。以上、「必見!違うペン先でもう一本買っても満足な万年筆3選」の記事でした。
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